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 米アマゾンが運営するクラウドサービス「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」の日本のデータセンターで23日、大規模なシステム障害が発生した。アマゾンによると、関東エリアにあるデータセンターで23日午後1時過ぎに障害が発生し、午後3時半現在も復旧していないという。AWSは世界的なクラウド大手。日本でも多くの企業がネットサービスのために使っており、企業の顧客がサービスを一時利用できなくなるなどの影響が広範囲に出ている。

 障害が起きたのは、クラウドサービスで計算処理をする仮想サーバーと、データを蓄積・管理するデータベース。いずれも原因を特定しており、復旧作業を進めているという。

 AWSを利用する企業のサービスにも広範囲に影響が及んでいる。スマホ決済のPayPay(ペイペイ)で断続的に支払いやチャージができなくなっているほか、会計ソフトのfreee(フリー)などでも障害が発生している。複数のオンラインゲームも利用できなくなっている。

 クラウドサービスは、巨大なデータセンターで顧客企業のデータの処理や保存を引き受ける事業。企業はクラウドサービスを利用することで自前のサーバーを持たずに済むため、近年、急速にニーズが高まっている。(朝日)続きを読む