宮城・利府町長、鈴木氏5選 多選批判の及川氏に圧勝
任期満了に伴う宮城県利府町長選は16日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の鈴木勝雄氏(70)が無所属新人で元町議の及川智善氏(62)を3684票差で破り、5選を果たした。
利府町森郷の鈴木氏の事務所には午後9時40分ごろ、当選確実の知らせが入った。集まった支持者に拍手で迎えられた鈴木氏は「町民の負託に応え、安全安心な町づくりにまい進したい」と抱負を述べた。
鈴木氏は「東日本大震災の復興を成し遂げる責務がある」と5選出馬を表明。文化複合施設整備の推進、海の駅・道の駅の建設などを重点政策に掲げ、町政の継続を訴えた。
村井嘉浩知事や近隣自治体の首長、町議の多くから幅広い支援を受け、分厚い支持基盤を背景に優位な選挙戦を進めた。
及川氏は現職の多選阻止と町政刷新を強調。現町政と距離を置く町議らの協力を得て鈴木氏の批判票の取り込みを狙ったが、出馬表明からの時間が短く、広がりに欠けた。
当日の有権者は2万8227人。投票率は39.76%で、過去最低だった前回(48.48%)を8.72ポイント下回った。
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任期満了に伴う宮城県利府町長選は16日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の鈴木勝雄氏(70)が無所属新人で元町議の及川智善氏(62)を3684票差で破り、5選を果たした。
利府町森郷の鈴木氏の事務所には午後9時40分ごろ、当選確実の知らせが入った。集まった支持者に拍手で迎えられた鈴木氏は「町民の負託に応え、安全安心な町づくりにまい進したい」と抱負を述べた。
鈴木氏は「東日本大震災の復興を成し遂げる責務がある」と5選出馬を表明。文化複合施設整備の推進、海の駅・道の駅の建設などを重点政策に掲げ、町政の継続を訴えた。
村井嘉浩知事や近隣自治体の首長、町議の多くから幅広い支援を受け、分厚い支持基盤を背景に優位な選挙戦を進めた。
及川氏は現職の多選阻止と町政刷新を強調。現町政と距離を置く町議らの協力を得て鈴木氏の批判票の取り込みを狙ったが、出馬表明からの時間が短く、広がりに欠けた。
当日の有権者は2万8227人。投票率は39.76%で、過去最低だった前回(48.48%)を8.72ポイント下回った。
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