本日(12/1)15時からベガルタ仙台で記者会見が行われ、ジョエル・サンタナ監督と契約延長をしないことが発表されました。後任人事は現時点で未定、とのこと。
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記者会見の席上での、説明要旨。(ベガモ他より)報道まとめはこちら。
・9月の昇格可能性が期待できる段階で、チームが一枚岩となって闘ってくれることを望み、続投を表明した。
来シーズンのチーム作りとの関連で11月中旬以降、今シーズンを総括。成績のみならず現場の意向等を聞きながら検討した結果、今年限りとすることにした。
・最終段階まで戦術の徹底がなされなかった
・今季、外国人3選手を軸にチーム作りをして昇格を狙ったが、そのために日本人よりも同じ国の指導者がいいだろうという考えで、ブラジル人指導者を雇用した。来季は、残留するであろう選手を中心にして、十分コミュニケーションを取っていけると考えたので、その必要性が薄らいだ。
・プロとして仙台でデビューしレギュラーとして定着できるような若手の育成を期待したが、満足できる結果ではなかった。
Q.監督がひんぱんに代わることによってチームの成長に不安はないか。
社長:チームの運営というのは、本来自前で育てていくことが基本だと考えている。しかし、一人の監督が長ければ、クラブのそういった蓄積度が高くなるかというと、必ずしもそうではない。
それぞれの監督が短期間であっても、チームに残してくれたものは大変な財産だ。その年に、クラブに必要な全体の一部門を考慮して、監督を選び、チームスタッフ、選手を選んでいく。それが蓄積度と併せて長期的なチームづくりに結びついていくと考えている。
Q.チームが一枚岩になれなかったのは、サンタナ監督がダメだったということか。
社長:サンタナ監督の担っているのは一部であり、他にもいろいろある。選手自体にも自覚が必要だし、スタッフにも指導力が必要。そこで少しでもぎくしゃくしていれば、チームは一枚岩になれない。こういう判断から、監督の続投要請が一枚岩にするために一番効果的と考えたのは事実だ。
Q.9月の続投要請のときに、現場とのやり取りはあったのか。
社長:基本は続投という考えだった。メディアやサポーターから練習の仕方や若手選手の起用、交代に関する問題など、いろいろ疑問も呈されていた。そうした同じような問題を、現場の内部でも抱えていたと思う。しかしそれに振り回されるようでは困るということで、あの時点ではそういう判断を下し、チームを一体化して残る試合全力で戦ってほしいと考えた。
Q.続投要請が3ヶ月で変わったことについて。
SD:僕の意見で決まったというのは言いすぎだと思う。その時点で意見が必要なときは当然するし、社長がトップとしてそういう考えの下に続投要請したということは間違いだと思っていない。当然そこに僕の意見が全く反映されていないといえば嘘になる。私が指名した監督なので、自分の責任が非常にあるということで辞職願いを提出した。
最終的に昇格できないという結論が出て、社長とスタッフを含めた中で相談して解任を決めた。いつ心変わりしたという話ではない。
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