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第104回全国高校野球選手権大会(予選・本大会ー甲子園球場) に参加中!
 第104回全国高校野球選手権は、8月22日に、阪神甲子園球場で決勝が行われた。ともに初優勝を賭けた戦いとなったが、仙台育英学園高(宮城)が、下関国際高(山口)を8−1で破り、初優勝を果たした。

・決勝 31,200人
下関国際 000 001 000=1 H5 E0
仙台育英 000 120 50X=8 H13 E0
DSC_5789DSC_5790DSC_5791gn="left" />【下関】古賀[4 2/3]、仲井[4 1/3]−橋爪
【育英】斎藤蓉(3年・左腕)[7]、高橋(2年)[2]−尾形
【本】岩崎生弥1号満塁(7回)
【勝利打点】斎藤陽(ひなた。4回一死三塁からライトへタイムリー)

 仙台育英は、140キロ越をする球速の投手5人(3年2人・2年3人)を擁し、継投で勝ち上がってきた。この日は、3年生、背番号10の斎藤が7回まで投げるというのが意外。

 最後は、下関国際の誇るV−ROADの流れる中、抑えての勝利!


DSC_5794 で、104回目の大会にして、10度目のチャレンジで、東北に深紅の大優勝旗が渡る。。。白河越え。

 長年の悲願が、ついに叶う。。。



DSC_5792DSC_5793 東北勢として初めて甲子園大会を制した仙台育英(宮城)の須江航監督が時折、涙を浮かべながら優勝監督インタビューに答えた。

 ―初優勝おめでとうございます。

 「宮城の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます!」

 ―ゲームセットの瞬間、少し目元を押さえていらっしゃいました。どんな思いですか?
 「100年開かなかった扉が開いたので、多くの人の顔が浮かびました」

 ―宮城の皆さん、東北の皆さんの夢、かないましたね。

 「準決勝で勝った段階で、本当に東北や宮城の皆さんからたくさんのメッセージをいただいて、本当に熱い思いを感じていたので、それに応えられて何よりです」

 ―今日の決勝でも素晴らしいバッティングでした。あの2回り目に入ったところから相手の変化球を積極的に振っていったように見えましたが、どんな狙いだったのですか?
 「いや、前半はあの古賀君もすごくいいピッチングしていたので、焦りはありませんでしたけど、本当に翻弄(ほんろう)されている感じでした。でも、ここまで宮城県大会の1回戦から培ってきた今年の選手のできること、自分たちが何をやってきたのか、本当に立ち返って、選手自身がよくやってくれたと思います」

 ―強力な投手陣5人を擁して、この甲子園でも継投で優勝までに至りました。その辺りいかがですか?
 「今日は本当に斎藤(蓉)がよく投げてくれて、でも県大会は投げられない中で、本当にみんなでつないできて、つないできて、最後に投げた高橋(煌稀)もそして今日投げなかった3人のピッチャーも、スタンドにいる控えのピッチャーも、みんながつないだ継投だと思います」

 ―今年の3年生は入学した時から新型コロナウイルスの感染に翻弄されてきました。それを乗り越えてのこの優勝、3年生たちにはどんな言葉をかけたいですか?
 「入学どころか、多分おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて、高校生活っていうのは何て言うか、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんですね。青春ってすごく密なので。でも、そういうことは全部駄目だ、駄目だと言われて、活動をしていてもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれたこと。でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんなが、本当によくやってくれて、例えば、今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで、暗い中でも走っていけたので、本当に全ての高校生の努力のたまものが、ただただ最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」


<仙台育英・日本一までの経緯>
秋季地区大会 4強(県大会出場決定)時点で打ち切り
秋季県大会  決勝    9−0 東北
秋季東北大会 準々決勝  2−8 花巻東

春季地区大会 決勝    9−5 東北
春季県大会  決勝    8−1 東北
春季東北大会 準々決勝  6−7 弘前聖愛高

選手権宮城大会1回戦   6−4 柴田
       2回戦   7−0 仙台商
       3回戦  12−0 仙台高専名取
       準々決勝  4−0 日本ウェルネス宮城
       準決勝   9−0 仙台南*棄権による不戦勝
       決勝    3−1 聖和学園

選手権大会  2回戦  10−0 鳥取商
       3回戦   5−4 明秀学園日立
       準々決勝  6−2 愛工大名電
       準決勝  18−4 聖光学院
       決勝    8−1 下関国際

 まぁ、一人のエースが投げぬく時代は終わった、のかな。。。
 そして、育英については、籤運で2回戦からの登場となったこと、3度目の春夏連覇を目指した大阪桐蔭が、準々決勝で下関国際に6−5と逆転負けしたこと、いろいろ勝因はあるが。。。

 育英の応援で印象深いのは、(決勝で流れていたの気づかなかったけど)オープニングの青葉城恋唄、そして得点が入ったときのスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(メリーポピンズ)。俺が現役の頃は、育英は得点が入ったら、応援リーダー(学生服着用)、チアが肩組んで校歌歌ってたな。

 いずれにせよ、秋にはまた、育英を倒す戦いが始まるのか。。。
 秋の宮城県大会は、9月3日開幕予定(地区大会は、コロナのために中止。全高校出場の県大会となる)。




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