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 フェンシング世界選手権が、このほど(7月19日まで)ロシア・モスクワで開催された。各種目の優勝と、日本勢の団体成績(カッコ内は2014年)、個人戦の最高順位は以下の通り。

男子フルーレ イタリア  7位(9位) 30位 藤野 大樹(東京フェンシングスクール)
女子フルーレ イタリア(連覇)7位 (9位) 28位 草野 仁美 (NEXUS)
男子エペ   ウクライナ 13位(12位) 31位 坂本 圭右 (自衛隊体育学校)
女子エペ   中国    8位(20位) 49位 佐藤 希望(大垣共立銀行)
男子サーブル イタリア 18位(14位) 25位 徳南堅太 (デロイトトーマツコンサルティング)
女子サーブル ロシア  13位(14位) 41位 田村 紀佳(NEXUS)


・・・誰か忘れてないか?
【モスクワ共同】フェンシングの世界選手権第4日は16日、モスクワで男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴(森永製菓)が決勝でアレクサンダー・マシアラス(米国)を15−10で破り初優勝した。
個人、団体を通じ、日本勢で史上初めての世界一となった。
太田は準々決勝で12年ロンドン五輪覇者の雷声(中国)、準決勝ではゲレク・マインハート(米国)をともに15−9で倒した。太田が世界選手権の表彰台に上がるのは銅メダルを獲得した10年大会以来。(JOC)

 というわけで、太田雄貴、日本勢として(シニア年代では)初の個人戦世界一!
 この結果、今シーズン(2014−15)の世界ランキングが2位となり、自己最高だった2009−10シーズンに並んだ(シーズン途中で1位になったことはある)。


 とはいえ(個人戦制覇でめでたいところに水を差すような書き方にはなるのだが)、団体戦は日本7位。男子フルーレ団体は現時点で日本は世界ランク8位で、5位中国、6位韓国のため、団体戦での五輪出場権は取れていない。他の(リオ五輪開催の)団体戦でも五輪出場権は取れておらず、10月に始まるシーズンでの戦いが注目される。

 併せて、太田雄貴選手が明日(7/21)に帰国記者会見を開くのだが、恐らく聞かれるであろう、新国立競技場のゼロベース問題。そこでどういう発言をするのか?




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