出発
遺書。ナンバーノンフィクション、福田健二。
どうなる?!愛媛FC
サッカーJリーグの鈴木昌チェアマンは13日、加盟の予備申請をした日本フットボールリーグ(JFL)の愛媛FCとFCホリコシについて、Jリーグ経営諮問委員会が現地調査した結果、ともに来季の2部(J2)入りは難しいとの見通しを明らかにした。
Jリーグは正式申請を9月30日に締め切り、12月の臨時理事会で審議する。
鈴木チェアマンは、ホリコシはホームタウンとなる群馬県高崎市との協力関係ができておらず、本拠地競技場の「メドもない」ため、現状での加盟は不可能と説明した。
愛媛は、愛媛県総合運動公園陸上競技場の観客席増設が13年後までに完成する計画の上、メーンスタンドの改修計画がなかった。このため同チェアマンは「もう少し(筆頭株主の)愛媛県の出資が必要との感が否めない」としている。
愛媛側が正式申請までに改修計画の改善を約束しても、現在12チームのJ2が1チームだけ増えて奇数となるのは運営面で支障が出るため、臨時理事会での承認は難しいとの見方を示した。
県企画調整課の客本宗嗣係長は「予備審査でスタジアムの不備について、強い調子で指摘は受けた。県としては、何としても来季Jリーグ昇格を実現させるために計画的に準備し、バックアップしてきた。今後も関係部署と調整し、対応を急ぎたい」と話した。
愛媛FCの権名津朗GMは「県や松山市とともにJリーグ昇格の条件として提示されたことを、一つひとつ乗り越えてきた。経営諮問委員会の指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、今まで条件になかったことを急に増やされても」と困惑している。
これまで、J2昇格の条件として明示されていたものでは「JFLで原則2位以内」を残すのみで、愛媛FCは現在、10試合を残し勝ち点44で単独首位にいる。
J2入りに備え県は今春、約1億円をかけて県総合運動公園陸上競技場を改修。J2規定の1万席以上を確保した。また、松山市と合わせて5000万円の資本参加もしている。
(共同通信)
(愛媛新聞)
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Jリーグは正式申請を9月30日に締め切り、12月の臨時理事会で審議する。
鈴木チェアマンは、ホリコシはホームタウンとなる群馬県高崎市との協力関係ができておらず、本拠地競技場の「メドもない」ため、現状での加盟は不可能と説明した。
愛媛は、愛媛県総合運動公園陸上競技場の観客席増設が13年後までに完成する計画の上、メーンスタンドの改修計画がなかった。このため同チェアマンは「もう少し(筆頭株主の)愛媛県の出資が必要との感が否めない」としている。
愛媛側が正式申請までに改修計画の改善を約束しても、現在12チームのJ2が1チームだけ増えて奇数となるのは運営面で支障が出るため、臨時理事会での承認は難しいとの見方を示した。
県企画調整課の客本宗嗣係長は「予備審査でスタジアムの不備について、強い調子で指摘は受けた。県としては、何としても来季Jリーグ昇格を実現させるために計画的に準備し、バックアップしてきた。今後も関係部署と調整し、対応を急ぎたい」と話した。
愛媛FCの権名津朗GMは「県や松山市とともにJリーグ昇格の条件として提示されたことを、一つひとつ乗り越えてきた。経営諮問委員会の指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、今まで条件になかったことを急に増やされても」と困惑している。
これまで、J2昇格の条件として明示されていたものでは「JFLで原則2位以内」を残すのみで、愛媛FCは現在、10試合を残し勝ち点44で単独首位にいる。
J2入りに備え県は今春、約1億円をかけて県総合運動公園陸上競技場を改修。J2規定の1万席以上を確保した。また、松山市と合わせて5000万円の資本参加もしている。
(共同通信)
(愛媛新聞)
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